1.算数に強くなるそろばん
「さんすうは嫌い!」と言う小学生が増えてきています。
またここ数年、学生の理系離れが叫ばれています。
その要因の一つに小学校低学年での算数の基礎の段階の遅れにより、
数字に対する自信を無くしてしまうことがあげられます。
そろばんでは初めは基礎の一桁に始まり、1級レベルになれば、
1,000,000,000(10億の桁)の加減算
123,456×12,345の乗算(掛け算)
1,234,567,890÷12,345の除算(割り算)
上の計算が出来るようになります。
いきなりやってみろと言ってもそれは無理な話しです。
階段と同じで一段一段昇ってきた結果が上のような計算です。
電卓ですればいいと言う考えもあるかと思います。
しかし、計算は出来たとしても概念は理解できていません。
ちなみにいつも電卓を持ち歩いている人はいないはずです。
そろばん学習では、「珠」を使用することにより、
視覚的にまたより具体的に数字を理解する事ができ、
数字の繰り上がりや数の成り立ちを覚えやすくなっています。
自然と暗算力が身につき、計算が速くなります。
計算が速くなることにより自信がつき、算数が好きになるひとつのきっかけになります。
中学・高校・大学においても、一度身についた計算力は忘れる事はありません。
計算するスピードが速ければ、その分応用に時間をかける事ができ、
時間の決められた試験においては大きな力になります。